味覚検査について

  • このエントリーをはてなブックマークに追加
  • Pocket
  • LINEで送る

味覚検査の検査箇所

  • 舌前 2/3==鼓索神経
  • 舌後 1/3==舌咽神経
  • 軟口蓋==大錐体神経

で左右2つずつ、合計6箇所

ろ紙ディスク法の4試薬

  1. 苦味:キニーネ
  2. 酸味:酒石酸
  3. 塩味:塩化ナトリウム
  4. 甘み:白糖

※閾値の高い順にならんでいます。

 

基本5味覚の受容器は2つに分類できる

1.Gタンパク型受容体(Ac→cAMP、PLC→DG, IP3)

  • 甘み
  • 苦味
  • 旨味

2.イオンチャネル型受容体

  • 塩味(Na+イオンチャネル)
  • 酸味(H+チャネル)

ちなみに、旨味は英語の論文でも”umami”らしいです。日本人が見つけて発展させてきた味覚の一つです。

【生理学】おすすめの参考書

1.人体の正常構造と機能 ★★★★★★★

本当にすごい本だと思います。解剖、組織、生理、生化の各分野を横断して、人体の仕組みをわかりやすく解説してあります。基礎系で、躓いたときにはまずこの本を開いています。

この本に関しては、こちらで詳しく記事を書いています。

基礎系、最強の参考書

最新の第三版では、同じ価格で電子書籍もついてくる!という超オトクな特典がついています。これはもう買うしかないですね。電子書籍ならスマホやタブレットで文字検索して一発で見たいページに飛べますからね。もう参考書としては最強だと思います。

特に「絵」と「図」が秀逸で、イメージしにくいところをかなりわかりやすくシンプルな表現をしています。本当にこの本がなかったら、分野別でバラバラのままだった知識が沢山あり、その多くがこの本を読むことでまとめあげられました。

シンプルな言葉と絵で構成されているので、わかりやすい分、足りないところがありますが、まずはこれで大きな流れをつかむことが、非常に重要です。その後細かいところ、肉付けしていくのが効率的です。

基礎で言うなら、この本と「Essential細胞生物学」が2大名著だと思います。2万弱で少し買うのに躊躇しますが、マストバイ!のおすすめの一冊です!一度図書館で確認してみてください!

  • このエントリーをはてなブックマークに追加
  • Pocket
  • LINEで送る

SNSでもご購読できます。

コメントを残す

*