デンタルX線写真でで左右がわからなくなる時、、、

デンタルX線写真でで左右がつい、わからなくなる時があります。パノラマ、CT、MRIではそんなこと無いんですが。欠損歯が多かったり部分的にしか写っていないとつい、わからなくなります。そんな時の対処法です。
今回はこの問題です。

正答 e

 

 

デンタル写真がどの向きから撮られているのかわからない

この問題、デンタルX線写真がどの向きから撮られているのか、わからなくなります。デンタル一枚で隣在歯があまり移ってないと、あれこれって右側だっけ?左側だっけ?よくわからなくなる。そんなときは、以下のように図を書いていきましょう。ポイントは、パノラマ写真の図で、位置を書き出してみることです。書き方を順に示していくので、是非一緒に書いてみて下さい。すぐ身につくと思います。

まず下顎骨を単純に書きます。

下顎骨を書いたら、対象の歯を書きます。この問題では左下3です。

次に普通の撮影の向き、偏心投影法の向きを書きます。上から下顎骨をみた図に変わっています。普通の撮影は、正放線撮影なので、以下のように歯の唇側から真正面に撮る感じになります。そして、問題文では「偏遠心」からとったというので、また以下の図のように偏心撮影の方向の矢印を書きます。偏遠心から撮ると歯を真横からみるような感じになるんだなというのがわかります。

これであらためて、問題の歯の図を見てみましょう。

Bが普通の撮影、Cが遠心側から取ったものです。偏遠心から撮ると歯を真横からみるような感じになるんだなというのがわかります。うまく歯列のなかにはめ込んでイメージできるようになりましたでしょうか?わかりやすくイラストで描くと以下のようになります。

唇側の方に、穴を掘り進めていたので、根管にたどり着けてないんだな、ということがわかりますね。ということで、もっと舌側の歯質を探っていけば根管に辿り着けそうだ、ということがわかります。

 

パノラマでは左右がわかりやすい

パノラマ写真で左右の判断がし易いです。何度も見て慣れているからですね。逆に、デンタル1枚で隣在歯がなかったりすると左右がわからなくなりがちです。そんなときは、そのデンタルをパノラマ写真の中に埋め込んで考えてみましょう。左右を一瞬でイメージできるようになります。今回は以上です。

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